いつだって夢中

行く子は行く

壁打ちブログ 基本的にネタバレに配慮していません

内田雄馬のライブに行ったら内田雄馬をとても好きになってしまった

YUMA UCHIDA 1st Tour

Over the Horizon 東京公演に行ってきた。

 

うぉぉぉぉぉ感想書きます。

知らない曲もあったしメモとる余裕もなくセトリとか覚えてないし興奮していてなんかいろいろ記憶がない。思ったことというか今日一日のことをつらつら書きます。いつになくまとまりゼロの文章です。

 

f:id:plumtree62:20191118133541j:plain

炭鉱でも掘ってきたんか?

 

 

 

開演前

物販

物販が13時開始とのことだったので余裕見て11時に会場着。誰もいなかったらどうしようと思ったらすでに長蛇の列。サンプラザ前の広場が人でいっぱいだった。

Twitterとか見ると名古屋公演では在庫が瞬殺だったらしいので不安だったけど、東京は最終公演ということで在庫潤沢でした。これは在庫の配分ミスかなと思う。ゆまたその初ツアーということで何がどの会場でどれくらい売れるのか、予想がつかなかったと思われるので、この点については今後解消されるでしょう。

「買うのはパンフだけ買うのはパンフだけ買うのはパn」と心で唱え、さまざまな誘惑を振り切って本当にパンフだけを買うに留めた。エライ!!エライぞわたしよ!!!!!ここで使わなかった分をプリライに積める。

 

トイレ駆け込み事件

好きなアーティストのライブ前や演劇の開演前って、なぜかいつも緊張してしまう。声優さんのライブって行くの初めてだったというのもあり、今回も例に漏れずガチガチに緊張していた。

うお?あれ?なんか、、、、きもちわるい気が、、、これは、、、、気のせいか、、、、アッこれやばいやつだトイレトイレトイレトイレどこ

 

というわけで吐きました(オイ)。緊張しすぎて吐くのは8年前にaikoのライブに初めて行ったとき以来である。

 

ライブレポ

ここからが本編です!わたしがトイレに駆け込んだことなどどうでも良すぎる!!!!(じゃあなぜ書いた)

記憶が曖昧なので間違ってること書いてたらごめんなさい。ちなみに今回私は2階席の後ろから3列目という笑っちゃうくらい遠い席だった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

波の音とともに舞台前方に布で作られたでっかいスクリーンに映る映像。波打ち際で黄昏れるゆまたそ。顔が良い。すると大音量でHarmony of  wavesが流れ出す…この時点でもうわたしは胸がいっぱい…なななな何が始まるの~~~~!?(ライブだよ!)

 

映像が消えスクリーンの後ろにゆうまたそが一人で立っている姿が見えた。ここからはもうなんか体感20秒くらいで気づいたらライブが終わっていた(はっや)。

 

踊りまくる

このライブの第一印象としては「ゆまたそメッッッッッチャ踊るじゃん!!!!」でした。ゆまたそが踊れる人というのは前々から知っていたし、三浦大知好きなのもいろんな場所で公言していたが、まさかここまでがっつり踊るとは。踊りながら歌うのって当然ながらとても難しいし体力も消耗するし、まあ踊るっても間奏でちょこっと踊る程度かなと思っていた。なのに!!!がっつり踊る。バラード曲以外はほぼ全編踊りっぱなしだったんじゃないだろうか。体力すごい。私は物販待機列で立ちっぱなしだっただけで腰を痛めたと言うのに…アイタタ。

ダンサーさんの人数も4人に抑え、完全にゆまたそ自身の踊りを見せにきていた。これはちっとも悪いことじゃないが、ダンサーの人数を多くしてまるで本人がすごく踊っているように見せる、というのはよくあるやり方。でも今回は舞台上にいたのはゆまたそ本人を含めてたったの5人。この人数で、舞台のセットも後方に大きな段差があるだけというシンプルなつくり。勝負してきたなー!と感心してしまった。

ゆまたそはいつからダンスやってたんだろうか、、ジャンルは違えど私自身もダンスに長年時間を捧げていた身で、しかも下手の横好きというやつで、身体も堅いし運動能力も低くて踊りはへたくそ。なので、踊れる人を見るとすぐ好きになってしまう。森山未來とか土屋太鳳とか。だからあんなに踊るゆまたそにはがっつり心を持ってかれてしまった。

なんかの曲で「だれを選ぶ?」みたいな振り付け、当然ゆまたそが選ばれると思っていたらダンサーさんにスポットが当たって笑った。MCで言っていたが誰が選ばれるかは毎公演じゃんけんで決めているらしい。ゆまたそは3戦3敗だったそう。主役なのに(笑)

あと11/27発売のRainbowのカップリング曲であるKissHugの振り付けが可愛かったなー。サビのとき口元で両手クロスするやつ。

 

照明

本公演、照明がおしゃれでシンプルですごくヨカッタ…。公式ペンライトの色が2色だけな理由がうなづける。

ダンスのフォーメーションや歌詞・曲調にそれぞれ合わせていたし、ライブ全体の印象をこう見せたい、というのがまとまっていてすごく見やすかった。Horizonの最後でゆまたそが空を掴むようにして突き上げた拳に合わせて光が集められたのは本当にきれいだった。

 

これは公式で禁止されていることではないし、あくまでわたしの主観だが、公式ペンライト以外の色で発色しているペンライトがすごく気になってしまった。おそらく名古屋・大阪公演に参加済みの方たちが、照明の色に合わせて赤とかオレンジのペンライトを用意して振っていた。客席のほとんどが青と白の中でなんというか悪目立ちしていたように思う。別に公式のペンライト使えとは言わない(私も持参したキンブレ使ってた)が、のちのち映像になったときに客席が青と白で統一されているほうがきれいだっただろうな~~~と思うと残念。照明がすごくかっこよかっただけにもったいない。

あとゆまたそはアイドル路線で売ってないのでそもそもペンライトいるか?という気もする。持ってったけど振り方わからず結局ほとんど使わなかった。というか私はなんかずっと祈りのポーズをしていて尼僧にでもなったんか?

メチャクチャ笑う

ゆまたそ、MCでメチャクチャ笑う。なにがそんなにおかしいの!?ってくらい笑う。しかもあの独特の笑い声。

 

ゆまたそ「ぼくのことは可愛いでもかっこいいでもなく『いかしてる』と言ってください!」

客「「「「「ゆうまくんいかしてるぅ~~~~!!」」」」」

ゆまたそ「アハハハハハハハハハハハ」

(↑わかる人は脳内で再生されるでしょう)

自分で言わせといてメチャクチャ笑うジャン…カワエエカヨ……

そこかい!?って感じだがゆまたそのあの大魔王みたいな笑い方が生で聞けたのが本公演で一番うれしかったことかも。

 

ゆまたそ曰く「内田雄馬のライブに来た人は全員内田雄馬になる」そうなので私も昨日付で内田雄馬になりました(?)。そしてこのツアーは会場にいるひとの家族も親戚も友達もいつかすべて内田雄馬にするという全人類総内田雄馬計画のスタートらしい(???)。

 

Over the Camp

この映像は…うーん…なんというかアニメ・声優業界の独特のダメな部分(と私が思っている)が出てしまった感じがする。普通にしゃべってれば面白いのに無理にバラエティコーナーつくってつまらん、という声優イベントあるあるを持ち込んでしまったような。まあゆまたそ可愛かったので5億点あげちゃいますけど(は?)

 

エア彼女

ダンスの振り付けでちょいちょいエア彼女いる設定で動いてたよね?君は秘密を保持できるかい?(ザップ訳)の終わりのほうとかエア彼女のエア肩に腕を回してエアささやきしてたな?これはやってんな警察出動からのカワイイので無罪放免。

 

Horizon 

そしてブワァっと鳥肌がたったのはHorizon。ダンサーさんさえ入れずに一人で踊っていた。これはあのPVを彷彿とさせられて、なんか、ほんとうに、胸がいっぱいだ。わたしこの曲大好きなんですよ、、、というのもゆまたそのライブに行きたいと思ったきっかけがこの曲だったから。

 


内田雄馬「Horizon」MUSIC VIDEO(FULL ver.)

 

別に追いかけてる歴が長ければ良いというものではないが、私のゆまたそ好き歴って本当に短いんですよ。というのもこのPV見るまではそこまで興味が無かった。そもそもアニメとか見るようになったのもここ1年くらいの話で完全に大人になってからの趣味。ゆまたそは今をときめく売れっ子だしザップがゆまたそオタクということで名前と顔は知っていたけど、顔が整っている人間への偏見が酷すぎる私は「ケッ。まーた顔で人気の声優か」と完全にナメてかかっていた。本当に最低すぎる。

でもこのPVで本当に一気に心を持っていかれてしまった。(のちBANANA FISHとかも見て声優としての技量も知りました。見た目で判断して本当にすみません)。歌詞もとても好きだ。私は音楽を聴くとき歌詞を重視するタイプで、その歌詞が絵日記みたいなわかりやすい内容だとあんまり好きじゃなくなっちゃう。逆に抽象的だったり婉曲的なやり方で言葉にできない気持ちを表していたりするのに弱い。あと悲しいこと言ってるのになんか希望を感じてしまう歌詞もとても好きだ。aikoを好きたる所以もそこなのだ。

 

このHorizonも終始抽象的なことを言っていて、正直言って歌詞の意味はあんまりわからない。だけどなんか好き。私の深読みかもしれないけれど、この曲は力強く希望溢れる音楽に聞こえるけど、よくよく紐解いていくとちょっとの絶望も感じる。絶望っていうのは決して暗いことではなく、過去にぶつかった困難とか挫折とか傷を超えたあとのに見つけた「一人で飛び立っていく」という覚悟のことなんじゃないかなと思う。一人で生きていくのって絶望であり希望だと思うから。

そしてこの曲をステージで一人で歌って踊るゆまたそに私はどうしようもない希望を感じてしまった……本当にクラクラした。きみはなぜそんなにまぶしいの。

 

おわり

終盤でFrom HereとかJourneyを入れ込んできたセトリ、ずるい。マジラブキングダムのアンコール曲が「Welcome to UTA☆PRI Kingdom」だったときも思ったけど、ライブ終盤で「ライブは終わりだけどここからがはじまりだよ」って伝えてくるセトリはタマラン丸。最後のMCでも「ここがみなさんと内田雄馬の旅の始まりです!」って言ってたしね、もう俺は一生ゆうまさんについて行きます。

アンコール曲は2曲。Showerでタオルをぶんぶん振り回して歌を歌わずにほぼ「まわして!!まわして!!」しか言っていなかったゆまたそ。ぴょんぴょん飛び跳ねていて可愛い27才成人男性。

 

人たらし

ライブ全体を通じて感じたのはゆまたそからにじみ出る人たらしぶり。魅力的すぎるし、何を言っていても憎めない。お客さんと対話する系の曲ではイヤモニをみずから外して客席からの声に耳を傾けていたのにも心を鷲掴みにされた。MCでメチャクチャ笑ってたのもなんか、、、もう、、、、、、あ、、、、、思い出したら涙が、、、

 

歌唱力

ここまで書いて今さらだが肝心の歌唱力について触れていなかった。言わずもがななんだけど、もう「歌がうまい」。前に観たヘドウィグしかり、本当に歌がうまい人の声を聞くとこれしか言えなくなってしまう。あと私が歌が上手な人に対して感じる共通点なんですが、声がどこから出てるかわからないんですよね。ゆまたそも、まるで全身が楽器のようだった。踊りながら歌うのもすごかったんだけど、もともとバラード大好きな私はSOSとか君に話したいこととかもう~~~~もう~~~~~~~MOW~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ないちゃう

2階席遠いな~~って思ったけどゆまたその歌声がとおくまで響いてるよっていうことが感じられてよかった。というかもう会場の隅でもなんでも彼の声を2時間半も浴びられてワシ泣いとる。

 

まとめ

声優さんが歌手として活動するときって、良くも悪くも歌声や曲調が「声優然」としているけど、ゆまたそはそれが一切なかった。安っぽい言い方になるが売り出し方もアーティスト路線で、実力もそれだけある。人によって合うやり方があるだろうけど、もっとこういう売り出し方の声優さんが増えるといいなと思った。

 

ゆまたそを見ているときの憧れに近い感情、なんか身に覚えがあるなと思って帰りの道すがらずっと考えていた。そして音也を見ているときと同じ感情だと気づいた。ゆまたそはたぶん私と根本的に正反対の人間なんじゃないかと思う。屈託がなくものごとを穿った目で見ていなさそう。知らんけど。音也にせよゆまたそにせよ私が作り上げた偶像でしかないので。でも仮に偶像だとしてもそういう私にない屈託のなさを持った人間に私は憧れ続けるし希望を感じる。きみたちがそのままでいられますように、心に暗い影が落ちませんように、と祈ってしまう。(重たすぎるファン)

 

2020年2月24日にはパシフィコ横浜で追加公演Over the Horizon&Overが開催されると発表された。え!!?いきなりのキャパ拡大!!!!!スゲー!!!!!!

にしてもやっぱりCD(という名のシリアル番号)買わないとライブに応募できないの悪しき風習。キリがない。シングルCDは買わないと決めているので&Overは断念するかな・・・今うたプリのせいで貧乏だし(←だからうたプリのせいにするな)。

 

現地にはいけそうにないが&Overは円盤化されるだろうから、発売されたら家で一人でOver & Over & Over & Over & Over & Over & (∞)って感じで無限Overします。ああでもやっぱりピアノ弾き語りは見たい…

 

 

【2019/12/6 追記】

12/4放送のダメラジで、ザップと斉藤先生がこのライブの感想を言っていた。ザップは本当にゆうまくんが大好きなんだね~~~とニヤニヤしてしまった。以下うろ覚えですが二人の発言を忘れないようにメモ。

ザップ「すごくいいライブだったよね。NEW WORLDでもう泣いた。いつもの余裕あるゆうまくんと違って、お客さんを楽しませよう、100%の力を発揮しようと全身全霊はゆうまくんを見て感動した。」

先生「めちゃくちゃ踊ってたよね。すごくイカしてた。でもMCではいつもの素のゆうまくんだったよね」

 

ふたりの会話を聞いていたらライブをありありと思い出して泣きそうになった。今思い返しても本当に良いライブだったと思う。